技能実習制度は、開発途上地域等の経済発展を担う「人づくり」に寄与する国際協力制度です。当組合は、質の高い実習制度の運用を心掛け、受入企業に対して的確なコンサルティングにより、安全な制度運用をお約束しております。製造業を始めとし、介護事業・外食業・宿泊業等にも幅広く対応しています。
受け入れの流れ(入国前)
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1.制度説明・申込
職員が訪問し、技能実習制度のしくみや受入の流れを説明し、ご希望の対象国・条件等についてヒアリングを行います。
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2.技能実習生募集・現地面接(6ヶ月前~)
受入を希望する実習生の募集条件や募集地域を決定し、送出機関に通知します。送出機関で候補者を募集後、現地面接を実施し、実習生を選抜します。選抜された実習生と雇用契約を結びます。
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3.実習生現地教育開始(5ヵ月前~)
2年目に移行する予定の実習生は、在留資格変更前に技能試験を受験します。1年のみの実習生には帰国説明会を実施します。
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4.技能実習計画認定申請書類提出、在留資格認定証明書交付(3ヵ月前~)
技能実習計画認定申請書を外国人技能実習機構へ提出します。許可を得た後、出入国在留管理局にて申請を行い、「在留資格認定証明書」の交付を受けます。
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5.ビザ発給・入国(1ヵ月前)
在留資格認定証明書を送出機関へ郵送し、送出機関が査証(ビザ)取得を日本領事館に申請し、査証が発給されます。査証取得後、出国手続きを行い出国します。
受入の流れ(入国後)
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6.入国後講習
入国当日から講習施設で約1ヵ月、日本語、日本の文化・マナー等の生活様式、防災訓練を行い、日本での生活を学びます。
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7.企業配属・実習開始
講習場所から受入企業へ配属します。配属後から雇用契約に基づき、受入企業での実習が始まります。配属時、組合職員が数日間同行し、実習生指導の支援を行います。
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8.技能検定試験受験
2年目に移行する予定の実習生は、在留資格変更前に技能試験を受験します。1年のみの実習生には帰国説明会を実施します。
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9.在留資格変更手続き
入国後2年目となる「技能実習2号ロ」に移行する手続きを行います。
受入の流れ(入国後2年目)
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10.技能実習2号開始
「技能実習2号ロ」の在留資格で2年目の実習を開始します。
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11.在留期間更新
技能実習2年目の修了前に3年目のための期間延長申請をします。
受入の流れ(入国後3年目~)
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12.技能実習2号2年目
「技能実習2号ロ」を修了し、技能検定試験・技能評価試験に合格後、受入企業様のご希望、実習生の希望により「技能実習3号ロ」(2年間)での実習が可能となります。(※移行対象職種のみ)「技能実習3号」への移行は「技能実習2号」修了から「技能実習3号」を開始するまで、もしくは、「技能実習3号」の1年目実習期間中のいずれかの期間中に1ヵ月以上の母国への帰国が義務付けられています。
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13.帰国準備
帰国に際しての書類準備、各種精算の準備のための指導・調整を行います。
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14.帰国